最近、当院に来られる幼稚園位のお子様の歯並びを拝見させて頂くと、何かしら矯正が必要なケースをよく見かけます。
でも、親御様はこちらから言わないとそんな事は承知されていない事が多いです。
私はその事も踏まえて 咬み合わせを診るようにしています。
不整咬合と呼ばれる矯正が必要とされるケースは
次の5つが有ります。
① 受け口 下の前歯が上の前歯より出ている
② 出っ歯 上の前歯や歯列全体が前に出ている
③ 乱くい歯 顎の大きさと歯の大きさが調和せず、デコボコに生えたり重なって生えたりする
④ 開咬 顎を閉じても上下の歯にすきまができて咬み合っていない
⑤ 交叉咬合 咬み合わせると上下の歯並びがクロスしている
①から③迄は気付かれてる事が多いですが、④、⑤に関しては指摘して初めて知ったと言う事が多いケースです。
④の開咬は舌癖という嚥下方法に問題がある事が多いです。その場合それを放置していると大人の歯が重なら無くなります。
だから、気付いたら早めに矯正相談される事をお勧めします。
矯正のスタート時期はケースによって違いますが、6歳臼歯が生えてきたらそろそろスタートできると考えて頂いて良いと思います。
成人になっても矯正治療は可能ですが、なるべく顎の成長を利用しながら行える子供の内にスタートしてあげる方が望ましいと思います。
当院には、矯正歯科を専門に行う歯科医師が1名在籍していますので、安心してご相談頂けます。
また、以上の事から時期を見逃さないようにする為に定期健診をお勧めします。
きれいな歯並びって良いですよ。